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長崎西高同窓会各支部からのお知らせ

「京セラドーム大阪」でプロ野球を観戦する

去る9月11日 (日)、川内工一君から招待をいただき、プロ野球公式戦「オリックス・バファローズ」対「千葉ロッテ・マリーンズ」を観戦した。球場は「京セラドーム大阪」。試合開始は14:00。

オリックスは復刻ユニホーム(オリックス・ブレーブス)で試合に臨んだ。オリックスの先発はディクソン投手(カージナルス)、千葉ロッテは涌井秀章投手(横浜高)である。

試合開始まで少々時間があったので、ドームに連接する大型ショッピングモール「イオンモール大阪ドームシティ店」で、昼の腹ごしらえのための弁当、おにぎり、バッテラ寿司、納豆巻き、酒のつまみ、枝豆、から揚げ、イカと大根の煮付け、発泡酒(キリンの「のどごし〈生〉」)、アルコール分9%のチューハイなど5,000円ほどを買い込み、1塁側内野席(指定席)での観戦準備をした。

受付に際し、川内君が所属するブレーブスOB会の特典として、1989〜1990年にかけて存在した「オリックス・ブレーブス」の「ブレーブス」のロゴマークが胸に入ったTシャツを貰った。その時代は星野伸之投手(スローカーブで有名)、ブーマー(ミネソタ・ツインズ)、松永浩美三塁手(スイッチヒッター)、本西厚博中堅手(長崎・瓊浦高)、福良淳一二塁手(現オリックス監督)、DHの門田博光選手らを輩出し、打線は「ブルーサンダー打線」と呼ばれ、すごく人気があり、とても強いチームだった。

缶ビール(発泡酒)を紙コップに移し替え、同場の上崎洋夫君、 田中栄子さんと軽く乾杯をする。スタンドで野球観戦をしながら飲む酒は格別にウマイ! 冷房がほどよく効いた内野スタンドで紙コップを片手に試合をたのしむのは最高にいい気分である。

1塁側内野スタンドおよび外野スタンドは「バファローズ愛」を結実させたファンでびっしり・ぎっしりの満席だ。千葉ロッテ側もほぼ満席に近い。公式発表では32,879名の観衆となっていた。

いよいよ、試合開始の時間が迫ってきた。セレモニーの始球式は、元阪急ブレーブスの主力投手だった山田久志氏がつとめた。さすが、名投手。アンダースローから力強く投げられたボールはみごとな制球力でキャツチャ―ミットに収まった。

先攻は千葉ロッテ。千葉ロッテ側の応援団もすごい。外野スタンドから迅雷が鳴り響くような、吹奏楽器や打楽器の大音声、歓声が伝わってきて、その盛り上がりのすばらしさを感じる。

ブレーブス復刻名が記されたTシャツを着て観戦している我々の姿が、場内のオーロラビジョンに数瞬、映し出されるハプニングもあった。田中(緒方)栄子さんはスタンディングオベーションで大喜び。そのハプニング効果(?)のなせるわざか、酒好きの筆者も、またぞろチュ―ハイが飲みたくなる始末(笑)。

試合経過は、次の通り。後攻のオリックスが先制点(2点)を奪い、押し気味に進められた。が、中盤以降、千葉ロッテが同点から逆転し、このままズルズルと行ってしまうのかなと思っていた矢先、8回裏、オリックスが何とか同点に追いつき、試合は振り出しに戻った。

それから、それからである。同点のまま、もつれ込んだ9回裏、オリックスが好機到来の反撃に転じた。千葉ロッテは益田直也投手(市和歌山商−関西国際大、5年目)を押えに送り込んだが、これが誤算となり、オリックスは2死満塁にこぎ付け、一打サヨナラの場面と化した。2番バッターの安達了一選手(群馬・榛名高−上武大−東芝、5年目)がボールカウント「2‐3」から何と押し出し四球を選び、サヨナラ劇を演じたのである。勝運がどちらに転ぶか、一喜一憂の、どぎまぎした展開だったことはいうまでもない。これでオリックスは3連勝を飾った。

残り試合があとわずかとなった終盤戦を迎え、パリーグの3位(千葉ロッテ)と6位(オリックス)の対戦カードであっても、かくして球場に足を運ぶ、大勢の野球ファンの熱情の深さにひたすら敬服するばかりである。

セリーグでは、広島カープが早々と独走体制からペナントレースを勝ち取ったのに対し、パリーグのペナントレース争いは「ソフトバンク・ホークス」と「日本ハム・ファイターズ」との間で今なお激しさを増す形勢である。オリックスは、もはや「泥鰌の地団駄」(無謀な挑戦)に終わってしまったが、今日の試合に関しては、勝ちにこだわる、最下位(現在)とは思えない、熾烈きわめる内容の戦いだったと評価している。

余談になるが、筆者のプロ野球観戦の始まりは昭和31年8月まで遡る。そう、中学1年のときである。福岡・博多にあった「平和台球場」でのナイター観戦を体験した。そのときの対戦カードは、西鉄ライオンズ 対 近鉄パールズ(近鉄バファローズの前身)。もちろん、球場は超満員。西鉄ライオンズは三原脩監督、大下弘選手、中西太選手、豊田泰光選手、稲尾和久投手……らを出揃え、全盛時代を築いていた。煌々と球場内を照らすナイター照明、西鉄が初回いきなり7点を先取する猛攻ぶり、中西太選手が外角球にバットをちょこんと合わせた打球がふらっふらっと夜空を飛翔しながら、そのまま右翼スタンドに飛び込んだホームラン……などが未だに記憶から消えない。球場でのプロ野球観戦は何もかも初ものづくしで、興味津津だったので、記憶に残る、貴重な体験をしたと思っている。

選手時代も解説者時代もファンだった、野球評論家 豊田泰光氏(故人)の著『すべては野球が教えてくれた』(中経の文庫 2007年)を読んだことがあるが、全く同感に値する内容だった。野球を「する・観る・知る・聞く・語る……」ということに於いて、筆者自身も何かいろんなことを教わり、いくばくかを実践・認識できたような感慨を持っている。

絶えず、臨場感あふれる、白熱した、ぞくぞく・わくわくする試合を観戦することができ、また、野球の醍醐味を深く味わうこともでき、「野球好き」にはたまらない、たのしいひとときだった。招待の機会を与えてくれた川内君に、ただただ感謝・感謝・感謝の念である。

2016/09/23 関西支部 山田 東一・写真 川内工一



満員の京セラドーム大阪 (写真:筆者)


ブレーブス名のTシャツ (写真:筆者)


復刻ブレーブス名のTシャツを着て観戦中の川内・上崎・田中・山田
(写真:川内君提供)

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