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長崎西高14回生同窓会トピックス

『花の青春』とらんぽりん 34

今年は、日本がおそらく全域的に少しもすっきりしない曇天か、小雨だったのでは?と思うほど、晴れたか と思うと、急なドド降りの雨など。関東では、この1〜2カ月に快晴の日は数えるほど(4〜5日)だった と気象予報の人の話ですが、これは生活実感とよく合ってます。例年とはちがった、夏場の台風の異常コー スと連続発生はご承知の通り。北に南に天変地変続きです。北の知人にお見舞いハガキを出したとたん、ま たまた南に異変が…と。江戸時代や平安時代の民の嘆きは、教科書上の歴史の遠い記憶ではないようです。

こんな10月の初め頃、ああ今は長崎はおくんちシーズンだなぁと、思いながら、さてお天気はどうだろうか と気がかりでした。以前ならば、季節的にある程度恒例であった地域の主要催事の報道は、近年は考え方が 「祭り」は全国的にあるものだから、各地を平等に・平等に、と特別な地域だけを報道されるとは限りませ ん。しかし、例えば奈良公園での神事的な行事、伸びた鹿の角を切り落とす様子などが報道されますと、珍 しくて「はぁー、そんなものかなぁ」と他郷の者はただ感心して、季節感をよそながら感じる事でした。 もっとも今時それが世界に知れ渡ったら、またまた「鯨の保護」を鹿の方に転ぜよなどと言って、奇襲する 余計なお世話をする海賊まがい!の集団が出現するかも知れず、まったく、花のお江戸の「生き馬の目を抜 く」と言われた騒々しさも、うっかり日本版だけと油断してはイケナイ時代となりました。

他郷にも異郷にも、まして自国・他国・異郷・同郷には、それぞれにその固有の歴史と生存にかかわる文明 があるのじゃ、奈良の大仏様もお諏訪さんも、昔からちゃーんとそれを高い所から慈悲と慈愛、広大なる智 慧で見守り給うて下さっている。それをこそ固有の、土着の文化といえり。あ、なんのハナシでしたっけ。

あ。そうそう、お天気がヘンだと言うハナシ。本日(この原稿を書いている関東での10月の末)も、曇天。 または雨。毎年なら、抜けるような秋の青空……が決まり言葉の時候ですが、まったく嘆いて天を仰ぐばか りです。 昔、気象庁の人が「困った経験」の一つで、国民?から『雷がウルサイからなんとかしてくれ』と苦情の電 話があった話を、私は大好きです。何度でも語り継ぎたい。苦情を言ったこの人は、なんだか物凄く人の良 いオジサンのような気がする。文明の進歩を信じきって、「お上」のする事に安心しきって、とても平和を 愛好していた方に違いないと思った。そして、可笑しくてたまらなかった。
また、私が実際に見た体験ですが、狭くて狭くて、私鉄の高架と高速道路が交差している雑踏の街中で、そ こを急ぐ救急車の方が、窓から身を乗り出して、何度も頭を下げておられる。そして『スミマセン、すみま せん、救急です?』と「謝って?」おられる光景です。
いいのですよ、そんな。救急車なんだから、そんな謝りだか、お断りなんかなさらなくても、堂々と遠慮な くお通りくださいよ、と真から思いました。真です、ズーンと心に沁みる真実の真。誤植ではナイ。
そして少し可笑しかった。
ピーポ、ピーポとサイレンが鳴っている状態で、皆が、あ、救急車だ、何だろう(ご苦労さま)、との認識 はあっても、あの、雷オジサンとはちがって『ウルサイ。どうしてくれるんだ!』なんて思いませんよ。
スミマセン、スミマセンと謝るのは、毎回毎回、誤字誤植の文ばっかり綴っては、掲示板で「追伸」謝罪を している、どこかの変文オバサンとは、ちがうのだから……!。国民の生命の危急を預かる救急車なのだか ら、堂々と威張って通って貰っても、いいのですよ、と真心からその光景に感動しました。日本の良いとこ ろはこういう所かもしれない。大いなる「善」の仕事をしている人が、むやみに威張らない、というトコ。

お天気の話に戻ります。 先日、偶然、録画映像の放映で見た、長崎の「おちくんち」の様子では、とても快晴のように見えました。 もっとも大部分が奉納踊りや傘鉾のアップの画像なので、天候は快晴であったのか、自信がありません。
しかし、毎秋には、長崎の「おくんち」が始まりました、と報道されるので、関東にいても季節感が見に沁 みて何かホッとするものがあります。そういえば今年は「柿の実」の色づきが遅いですね。その分甘いかも。

何につけ、その土地から発信の情報は、親しく味わい深く、いわんや「生ま」の電話、ハガキ、風の便りも 有り難いものです。
その反対に過剰な「情報による情報」に踊らされて、すっかり心配してしまい「今度の雨は酷かったそうで すね」と電話お見舞いをしても、どういうわけか大抵それがは外れてしまう。ピントがずれ、アーララお見 舞いの空振り。「いいや、全然こっちは降らんでしたよ」。
「雨が欲しかー。一雨と言わず、大雨が欲しカーとばってん!」
え、九州は大雨続きだと聞いているのに。
ざっとまぁ、こんな事ばかり何回あったことか。心配して損した……という事はないにしても、すっかり恐 縮する羽目に。「所により」大雨の聞き違いか。それとも、一日に何度も、同じ場面ばかり報道するマスコミ の手抜きのせいか。フン。
秋といえば、言い古された「秋の空」の女心よりも、「男ごころと、ヤカン(薬罐)のお湯は、沸くも早い が冷めるも早い」が気にいっています。もしかしたら落語で聞いたのかもしれない。それでも女性が覚えて いても損しない俗言です。ヤカンで思い出した、二ケ月も前の頃は、電子レンジの話題で心配いたしました。 そして「電子レンジで沸かした酒は、ガラケイ世代の涙の露よ」ほろ酔い加減の一人酒。酸いも甘いも浮世 を離れ、酔っているまがこの世のまこと……と、妙に演歌調の気分になったことを、覚えています。 (ダーレ、そんな侘しい思いを誘ったのは?複数犯でしたよ)
そして「よろず、食品は、過剰加熱が栄養破壊」心配するには及ばない、食べていられりゃ、冷やでもいい わ、私はアナタの側ならチョイと、ひと口、ふたくち、三口と味見(あじみ)、電子レンジがなんなのよ、 有れば有ったで文句も出るわ、電気が来なけりゃ、ただの函。無ければ無いで、文句も出ない……。
こんな事を書き出したら、止まりません。で、本文の初期目的が「上の空」。

さて、この分野には我等の誇り、料理達人の「琴次郎さん」がおられるのです。

そこでその頃、久しぶりに琴次郎さんの所へお電話いたしました。
すると、ご主人でなく、奥様が、溌剌とした声で電話口に出られました。こんな時はなんでもないようで、 電話線を通して長崎の風が伝わる、自分の身も帰郷しているような、ほんわかした温かみを思います。

「あいにくですねー、今日は、敬老の日で呼ばれて、出かけてるんですよ。」

一瞬、なんで琴次郎さんが敬老の日なのか?と、意外でたまらなかった。
考えてみたら私達は同期だから、「敬されるかどうか」は別として皆、世の中からみると「老人の分類」に 入るのだった。そこを「敬老の日」といえば、決まって我ら小学生、いや二十歳くらいになっても、そのイ メージは、杖をついて白い髭を生やした、腰の曲がったお爺さんの姿であり、すごーく老年っぽい人だとか 耳が聞こえないからと片手を顔に寄せているとか、が定型のパターンでした。浦島太郎モデル。
いまや、健康保険とか、介護保険とか関連の役所からの、通知がやたらと来るのです。
本人「=私」が意識していなくても、「アナタは後期高齢者である」なんて。わざわざ知らしめられる。
まったく大きなお世話が来るもんだ。黙っていてもらっていたら、もしかして古希まで迎えていたはずの自 分には日常的にも少しも、ロウジンなんて感覚はなかったかも。そこを何故、同期のさくらは「老人の日」 に?とお呼びとなるのかと。怪訝(けげん)り気持ちとはあの時の事でしょう。皆さまはいかが?。

そもそも人生に、何々の前期・何々の後期なんてあるものか。
あるとすれば前期青春と後期青春の時代だけ。
生命があるうちは誰もが人間人生の青春時代だ〜。
もっとも、問題は、前期がやや未熟で後期がやや熟れすぎ。
……と、天に向かって悪態をつくのを、年といいます。または、ノー天気と。

そんな怪訝さで、つい一瞬、肝心の料理や電子レンジの話題が後回しになってしまった。何しろ同期の桜が 「ロウジン待遇」なんて信じられない、「なんでー?」と思わず叫んだくらいです。
それで、気を落ち着けて、よくよく伺うと琴さんの奥様、「きょうは9月15日で、敬老の日だから(自治 会のような所で)敬老会の、お祝い料理のお世話に行きました。それで外出して、今日は留守です」 とのことでした。
本領発揮。料理ご指南に出向かれたのだから、納得です。そして、うらやましく贅沢なお話でもあります。 近くなら、もぐり込んでその自治会場のお料理を「私も〜〜」と、一口、お相伴させてもらいたい気持ちに なりました。なんだか、ひときわ美味しそう。

それからのこと、やっと本題の、電子レンジ利用とその食品の栄養破壊の話を奥様に伺うと、結論的に、何 にせよ、およそ食品は、熱を加えたり、料理しても、長時間の放置しておくと「酸化が進みます。その酸化 が栄養破壊になる」「温め直して、熱を加えたりすること自体、どんどん酸化する原因だから、作ったら、 すぐに食べる、翌日に回さない、残さないことです」と、何度も強く、教えていただきました。
食品が冷えていても、冷たいままが、中の栄養はまだ破壊されないでいるのだと。

答えが出たようです。食品の調理には、電子レンジを使うか、使わないかではなく、加熱などによって食品 の酸化(味の劣化)いかにして少なくして味わうか。それがポイントだと。
本当にありがとうございました。これぞ親しく教えて頂いた「生まの情報」です。
以前は、100歳を超えた方々は日本国内に毎年500〜600人はおられる、などと報じられましたが、 今日・現代では100歳以上の歳の方は、5万〜6万人以上おられるとか。だから今の「敬老の日」は実は 「寿老の日」となんだと思った次第です。『寿ぎの年代を祝う日』であると。ではまた

2016/11/1 ながた みほ

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