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長崎西高14回生同窓会トピックス

活躍する長崎県のスポーツ界に声援を送る

前回掲載された田中直英君の「110年目の水泳教室を終えて」という記事を読み、感銘を受けました。小生も子供の頃通ったねずみ島の水泳教室、それが現在110年に亘り、脈々受け継がれていること、それを支えてきたのが曾祖父の代から4代に亘って関わってきた田中君らの御尽力によるもの、またそれを生涯のライフワークとして青少年の教育に活かしていく姿勢等、改めて敬服致しました。

TVで「ケンミンショー」などの番組がありますが、もし「カナヅチが最も少ない県」と云うデータがあって、長崎県が1位になったとしたら、田中君らの功績大ということになるのでしょう。

我々の高校時代も含めて、それ以前から長崎県のスポーツはどんなスポーツでも全国的に弱かった。でも近年の活躍は素晴らしい。故郷を離れて50年になりますが、各種メディアで活躍を見るにつけ喜びは増してきます。

まずは高校サッカー。昭和59年全国高等学校サッカー選手権で島原商業が帝京とともに初優勝を飾った。小峯監督が国見高校の監督に移って以来、昭和61年から平成15年までに優勝6回、準優勝3回という輝かしい記録を打ち立てた。平成14年の市立船橋との決勝戦には国立競技場まで応援に行きました。しかし小峰監督が退いた後、長崎のサッカーは精彩を欠いている。監督の力がいかに大きいか、物語っているようだ。

高校柔道剣道  当時九州だけで開催された金鷲旗(柔道)、玉龍旗(剣道)高校大会は個人的に活躍した選手はいたが、優勝には程遠かった。卒業後の昭和45年以降、玉龍旗で長崎東高校が3回、平成8年に南山高校、そして平成21年に女子の部で島原高校が優勝。今年はついに男子の部で島原高校が玉龍旗を制覇した。昭和48年以降全国オープン参加となったのだから、その価値は高い。ただ、金鷲旗(柔道)については、長崎県勢は残念ながらまだ栄冠を手にしていない。しかも近年は東京、神奈川など他県勢に押され、発祥の地である九州勢の衰退が目立つ。九州の人材が関東の私学に流出しているのが原因だろうが、少々寂しい感は免れない。

高校野球・社会人野球  長い歴史を持つ高校野球。平成18年の選抜大会で清峰高校が初めて準優勝となり、平成21年選抜では春夏通じて初めて同高が紫紺の大優勝旗を長崎にもたらした。名前からして私立かと思っていたら、前身は県立北松南高と知ってサプライズ。

甲子園のある西宮在住の川内大先輩が後輩達の夏の大会出場を首を長くして待っています。その時は関西あげて大歓待したいと張り切っていますので、生きている間に念願を果たしてくれるよう切に望むところです。

西高への通学途上に三菱重工長崎の野球場があった。当時の選手達は単なるクラブ活動の感じ。ところがどういう風の吹きまわしか1991と1999年に都市対抗野球で同チームが準優勝となり、2001年には社会人野球日本選手権大会で優勝を果たした。会社としてスポーツに真剣に取り組んできたのだろう。

高校駅伝・社会人駅伝  60回の歴史を刻む九州1周駅伝は今でも福岡県と宮崎県以外に優勝は出ていない。当時長崎県は常に最下位争いだった。私は子供の頃からこの大会のファンで応援していたが、いつも悔しい思いをしていた。ところがここ9年連続して3位に躍進している。これも三菱重工長崎がスポーツに力を入れている証左だろうか。

暮れの京都で行われる全国高等学校駅伝競走。 男子は諫早高校が2001年に6位と最高の成績を収め、女子は同じく諫早高校が2000年に3位、そして2001年と2004年に2回も優勝を成し遂げた。最近は長崎県勢の不振が続いているが、他校にも一層の奮起を期待したい。

バレーボール男子は壱岐高校、大村工業、佐世保南がインターハイ全国大会で、準優勝や優勝を果たしている。女子バレーボールは九州文化学園(在高当時その存在さえ知らなかった)1988年〜2010年までに優勝4回、準優勝5回、3位3回と輝かしい記録を打ち立てた。春の大会でも同学園が優勝2回、準優勝2回を果たしている。

バスケットボールに関しては西高の名前が出てくるかと期待しながら調べたが、残念ながら全国レベルの大会では県勢の男子はベスト4までの進出はないようだ。女子は鶴鳴高校(現長崎女子高)が選抜大会を含め優勝2回、準優勝2回、3位2回という戦績を残している。

ラグビーは昭和43年に諫早農業がベスト4、翌年準優勝、平成5年に長崎北がベスト4、翌年長崎北陽台が準優勝、19年に同校がベスト4に入って気を吐いた。

こうしてみてくると長崎県はどちらかというと女性上位。「なでしこジャパン」の先駆けと云えるでしょう。これからも奮闘を期待します。
これらの事はNetで調べたものですが、その他の競技については調べていないので、誤りや追加事項があれば、ご指摘頂ければ幸いです。スポーツ・オンチの小生ですが、観戦応援は好むところ。本当はこんな記録を調べるよりも、高校3年間、運動部で汗を流した同期の皆さんが羨ましく思います。
さは、さりながら、母校の運動部の更なる活躍を期待しつつ、あわせて長崎県のスポーツ界が全国レベルで活躍することを楽しみに、関東の地より声援を送り続けたいと思っております。

2012/9/11  右田 俊博

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