小春日和の好天に恵まれた11月30日、西高14回生在京支部同窓会が盛大に開催されました。当日は長崎から田中直英君、堤内裕君も飛んで駆けつけ、一層盛り上げてくれました。
さて私儀、池袋は20数年振り、あまりの変貌ぶりに浦島太郎の心境。会場の“スパイス池袋東武”はかつての池袋東武デパート。さえないデパートでしたが、今流にお洒落に変身を遂げたなかを、11階の会場「ベトナム料理 ロータスパレス」に辿りつく。 混んだ店内で、体にピッタリフィットしたベトナムの民族衣装をまとったあでやかな美人がにっこりとほほ笑んで動き回る姿が眼に入る。かつてJALが作成した、世界の美人客室乗務員をモデルにした巨大なカレンダーの人気がありましたが、まるでそこから抜け出して来たような印象。
ところが、西高同窓会の席に眼を転じると、そこには彼女に負けずとも劣らぬ美人たちがニッコリ微笑んで座っているではありませんか。(但し、少々年齢を差し引かねばなりませんが)冷たいジョッキで乾杯の後、あちこちで歓談の輪が広がります。西高時代の思い出話から、この年齢の定番の話題、健康問題や年金の話題など話は尽きません。総勢22名(男性13名、女性7名、長崎から2名)が縦長のテーブル二つに分かれて会食するわけですから、うるさくないはずがありません。まして一般客席とは隣り合わせ。しかし、さすが西高OBだけあってマナーが良いのでしょうか、どこからもクレームがありません。珍しいベトナム料理に食が進み、飲み放題の杯が重なるうちに時間は迫ってきます。この店は現幹事の楠本君の紹介によるものだそうで、年金暮らしの我々の財布の中身を察してくれたのか、リーズナブルな料金で美味しい料理が堪能できました。 幹事さん達に、起立、礼!
さて、私が在京同窓会に出席するのは実に20数年振り。余りのご無沙汰を陳謝するのみです。幹事さん達の話によると、最近では10〜12名で推移し、低調気味であったとのこと。(最盛時は我々が42歳の頃で、40〜50名の参加があった由)。ところが今回は20名。倍返しではありませんが、倍増した理由のひとつは、昨年5月長崎で開催された「卒業50周年記念古稀同窓会」が大きなインセンティヴとなり、その後、田中直英君らが中心となって立ちあげた西高14回生HPの存在が大きな要因ではないか、とは皆さんの一致するところ。NET社会の昨今、好き嫌いは別にして、次第にその波に飲み込まれていくことは避けられませんね。むしろ積極的に利用し、情報発信のツールとして西高掲示板を利用していけば、「温故知新」また新たな交流の場が深まっていく。それは確かです。やはり、出来るだけこのHPにアクセスし、投稿していくことが自己の人生のプラスになる・・・とはちょっとオーバーかな。
(後半に続く)